●別冊旅日記 2003 〜はじめてのアメリカ一人旅〜
[New York/Bus & Subway]

地下鉄やバスのルートがわかってくると、NY(マンハッタン)はなかなか動きやすい街。
バスは日本と同じで時間が見えない。
south ferryまで行こうと1番のバスに乗っても、
「降りた!降りた!このバスはここまでだよ。」
って途中で降ろされたりする。だからみんな乗る前に運転手にどこまで行くか確認してから乗る。車椅子の人や身障者の人が乗る時は、必ず運転手が降りて手伝う。
その間、周りの人達は当り前に待つ。
急ぐ事よりも、時間を守るよりも大事な事があるのだ。
バス停を見つけるのにすっごく歩いた。
私もかなり適当で、方向感覚音痴なので(これ血筋ね)
「ま、歩いてみるか」ってお気楽に歩き始めて真っ暗になっちゃった時は、さすがに心細かった。
夜のタイムズスクエアを彷徨い歩いた時は、なぜか歌舞伎町を思い出した。


US2003


地下鉄も乗客が乗って動きだしてから
「この電車は次の駅が工事中だから通過します」
なんてアナウンスが流れたりして結構笑えた。
おいおい乗る前に言ってくれよーって思うのだけど、周りがいちいち
「shit!」とかブツブツ文句言ったりするのが面白かった。
一度文句言ってるスパニッシュ系のシャレたスーツを着た男性に
コロンビア大学に行きたいんだけど止まる?って聞いてみたら
意外と丁寧に、次の駅で降りて逆のに乗るのさ、同じ事だよ。と教えてくれた。
その人は電車が止まった瞬間ダッシュで逆のホームに走って行った。
時計を気にしてたし、デートだったみたい。
スーツ上下なのに素足に革靴を履いていた。


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