●別冊旅日記 2003 〜はじめてのアメリカ一人旅〜 |
[Chicago]
空港の話を少しね。 世界で様々な事件があるだけに、アメリカの空港の警備はかなり神経質なものだった。 ゲートをくぐるとベルトやらブレスレットでピーっと鳴って続々と足留めされる。 私はいつものようにブーツで旅にでたのだけど どこぞの国のアホがブーツに刃物をしこんだとかで毎回ぬがされてチェックされた。 サンダルの女性も脱がされてて、お互いの間抜けな姿に笑い合ったのでした。 さて、シカゴ。Bob DylanのBlowin' in the windはこの街で生まれたと風の便りに聞いた事がある。 そう、windy townと言われてるんですって。 シカゴでは運良く知り合いの知り合いを紹介してもらってたのでNYから移動した日は車で街を案内してもらった。 アメリカ3大都市のひとつというだけあって、都市らしい高層ビルやマンションが立ち並ぶ。 建物は古い物からデザインされたものまで。 ミシガン湖は湖というより海だった。 地下鉄が地上を走ってるとこがあって、線路や線路を支えてる鉄塔がさびれてて工業が栄えた時代を思わせる。 黒人のホームレスが目立った。 夜は物陰にそっと立ってたりするからちょっと恐かった。 シカゴでは初めてユースホステルに泊まった。 旅に出る前、友人にユースは色んな国から色んな人が集まる。 荷物を盗まれる事も多いから充分気を付けて!と言われた。 宿泊した所はまだ新しくて、24時間セキュリティがいて落ち着けた。 受付でバスタオルやシーツ一式をもらってカードキーで部屋へ入ると2段ベットが4つあって、黒人の女性2人組と白人女性がいた。 そこへ日本人追加。 こんなふうに同じ部屋で一緒に眠るなんて不思議な感じ。 もっと早く経験したかったよ。 だってなんか良いもの。 ユースに必要な物。 *ロッカーの鍵 *ハンガー *自分で何でもやる心意気
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